鳴子のこけし
「みちのくは 遥かなれども夢にまで 心の山々心のこけし」と歌い、
こよなくこけしを愛し、こけしの伝統美を世に広めた研究家、深沢要は
「こけしの収集は鳴子にはじまり、
鳴子に終わる」と語っています。
江戸末期より伝わる鳴子こけし。
子供の玩具として作られたのが始まりと言われ、その後温泉場のお土産として
発展しました。
各界の文化人に愛され、蒐集家が増えたことで、国内で広く知られるようになり、
現代では、日本独自の工芸品として海外でも高い評価を受けています。